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藤田嗣治　「小鳥と少女」

Fillette aux oiseaux

技法	：素描（鉛筆）

制作年	：

サイズ	：28×24 cm（画）/ 52×48 cm（額）

レゾネNo.	：

状態	：良好

備考	：下部中央にサイン　東京美術倶楽部鑑定証書付

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DB-012452

Web価格 : 7,700,000円

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作品解説

1950年に再びパリに帰ってきた藤田は、パリでの穏やかでありふれた景色や本作のような子供をモチーフにした作品が多く見られるようになります。
“小鳥と少女”の組み合わせを描いた作品は1950年代中頃に多く見られることから、この頃に好んで描いたモチーフだということがうかがえます。

実子のいなかった藤田にとって、こうした子どもたちの存在は心の平穏でもあり、晩年の創作意欲を掻き立てる喜びであったのかもしれません。

“私の数多い子どもの絵の小児は皆私の創作で、モデルを写生したものではない。（中抜粋）私一人だけの子どもだ。私には子供がない。私の画の子どもが私の息子なり娘なりで一番愛したい子どもだ” （1966年頃、藤田から夏堀昇氏への書簡より）

＜参考画像＞

鳥の観察をする藤田（1950年代）
Leonard Foujita: Inedits Par Sylvie Buisson p.314

油彩　1955年　30×22 cm（個人蔵）

油彩　1955年　38.7×47 cm（個人蔵）

略歴

藤田嗣治　Tsuguharu FOUJITA (1886–1968)

エコール・ド・パリを代表する日本人画家。現代においても最も有名な日本人画家として高く評価されている。猫と女性を得意な画題とし、日本画の技法を油彩画に取り入れた「乳白色の肌」の裸婦像は西洋画壇から絶賛を浴びた。その晩年まで制作意欲が衰えることはなく絵画のみならず、銅版画・石版画・木版画などの版画作品でも様々な名作を残している。線の描写が美しい裸婦や子ども、そして猫の銅版画、また色彩で魅せる石版画の母子像、味わい深い木版画など、藤田嗣治の高い芸術性と遊び心が伝わる版画作品の数々は、今もなお世界中の人々を魅了している。

藤田嗣治　「小鳥と少女」

作品解説

略歴

藤田嗣治　Tsuguharu FOUJITA (1886–1968)

技法解説

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藤田嗣治 「小鳥と少女」

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藤田 嗣治 Tsuguharu FOUJITA (1886–1968)

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藤田嗣治　Tsuguharu FOUJITA (1886–1968)