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アンリ・マティス　「リュートを持つ女性」　
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アンリ・マティス　「リュートを持つ女性」　
拡大画像

アンリ・マティス　「リュートを持つ女性」　

La Femme au luth 1949
 
技法 ：リトグラフ
　
制作年 ：1949年
　
サイズ ：39×52 cm（画） / 67×80 cm（額）
　
部数 ：
　
レゾネNo. ：
　
状態 ：良好
　
備考 ：ムルロ工房制作
購入数

DB-012127
Web価格 : 495,000円
創業36周年記念特価 :

495,000 円(税込)

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アンリ・マティス　「リュートを持つ女性」　
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アンリ・マティス　「リュートを持つ女性」　
アンリ・マティス　「リュートを持つ女性」　

作品解説

本作は、1949年にパリ市立近代美術館にて開催された『Quatre années de Tapisserie Française (フランス製タペストリーの4年間）』展のために制作された展覧会告知ポスターです。
ポスターには展覧会名、会場名、会期などが印刷されていますが、本作は下部文字部分が切り離されています。
右下部に、原画となるマティスの織物に入れられているマティスの版上サイン、Manufacture des Gobelins（ゴブラン製作所）によるモノグラム（ロゴ）がそのまま記載されています。

本作の原画となる織物「リュートを持つ女性」（La Femme au luth, 1947-1949）は、マティスが描いたカルトン（タペストリー用の下絵）をもとに1947-49年頃に制作されたゴブラン織タペストリーで、現在は【モビリエ・ナショナル（Mobilier national, フランス国有動産管理局）】のコレクションとして当局に収蔵されています。

この展覧会は、『フランス製タペストリーの4年間』と題されるように、第2次大戦後の4年間に制作されたフランスの伝統工芸ゴブラン織の作品を発表するための展覧会であり、このような催しを行うことで、国内産業の戦後復興が進んでいることを人々に広く知らしめる目的で開催されたのではないかと思われます。


参考画像
 
マティスポスター

アンリ・マティス
「フランス製タペストリーの4年間展」
1949年 リトポスター

 　
 		 マティス　タペストリー

アンリ・マティス
ゴブラン織タペストリー「リュートを持つ女性」
右：1947-1949年頃制作／左：1952年制作
Manufacture des Gobelins（ゴブラン製作所）
ウール　約H : 1,70 m, l : 2,13 m

Photo by (C)MEs MOts d'expos, 
 
モノグラム1 　
 		 monogramme 　
 		 monogramme

ゴブラン製作所によるモノグラム。R.F.（フランス共和国）のイニシャルと印章の下に制作年、制作工房名が記載される

Photo by (C)Mobilier national's official twitter @MNGBS


 

略歴

アンリ・マティス　Henri Matisse（1869-1954）

高校卒業後、法律を学ぶが、入院療養中に母親から絵具を贈られたことが契機となり、画家を志す。22歳から国立美術学校でギュスターヴ・モローの指導を受ける。1905年のサロン・ドートンヌ展で、ドラン、ヴラマンク、ルオーらと共に、原色を多用した色彩と激しい筆致が注目を集め「フォーヴ（野獣）」と呼ばれた。1940年のパリ陥落の後、南仏を拠点とする。戦後も、切絵、挿画本、タピスリーなど幅広い活動を続けた。南仏ヴァンスの礼拝堂の装飾は、彼の才能の集大成と言われる。20世紀美術においてピカソと匹敵する成果を残した画家として評価されている。



技法解説

Photogallery by instagram

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