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藤田嗣治　「ヴェールの母子像」

Maternité

技法	：リトグラフ

制作年	：1964年

サイズ	：48×34 cm（画）/ 78.5×70 cm（額）

部数	：51/100

レゾネNo.	：C.64.037.G

状態	：良好

備考	：ボールペンサイン入　　君代コレクション　　裏面に"COLLECTION KIMIYO FOUJITA"スタンプ　ビュイッソンのサイン、スタンプ、日付

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DB-011662

Web価格 : 1,430,000円

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作品解説

1959年に君代夫人と共にカトリックの洗礼を受けた藤田は、以降キリスト教をテーマにした作品の数が増えていきます。
1910年代から数は少ないながらテーマとして取り上げていましたが、洗礼後は「フランス人・キリスト教徒」として藤田自身の信仰、祈りの証としてキリスト教絵画に、熱心に取り組みました。藤田が自分の宗教に敬意を表し制作した聖母子像はどれも魅力に満ちています。
本作では、聖母にあえてヴェールを被らせ、聖書の登場人物としての側面より、ひとりの女性としての美しさと慈悲深さを強調しています。

略歴

藤田嗣治　Tsuguharu FOUJITA (1886–1968)

エコール・ド・パリを代表する日本人画家。現代においても最も有名な日本人画家として高く評価されている。猫と女性を得意な画題とし、日本画の技法を油彩画に取り入れた「乳白色の肌」の裸婦像は西洋画壇から絶賛を浴びた。その晩年まで制作意欲が衰えることはなく絵画のみならず、銅版画・石版画・木版画などの版画作品でも様々な名作を残している。線の描写が美しい裸婦や子ども、そして猫の銅版画、また色彩で魅せる石版画の母子像、味わい深い木版画など、藤田嗣治の高い芸術性と遊び心が伝わる版画作品の数々は、今もなお世界中の人々を魅了している。

藤田嗣治　「ヴェールの母子像」

作品解説

略歴

藤田嗣治　Tsuguharu FOUJITA (1886–1968)

技法解説

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藤田嗣治 「ヴェールの母子像」

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藤田 嗣治 Tsuguharu FOUJITA (1886–1968)

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藤田嗣治　「ヴェールの母子像」

藤田嗣治　Tsuguharu FOUJITA (1886–1968)