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藤田嗣治　「雪ん娘」

Enfant

技法	：エッチング

制作年	：1929年

サイズ	：16×11 cm（画）/ 42.5×37.5 cm（額）

部数	：94/100

レゾネNo.	：SB 29.181

状態	：良好

備考	：サイン入

価格ライン	：100～200万円

購入数

DB-011646

Web価格 : 1,650,000円

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作品解説

本作「雪ん娘」は、1929年に刊行された銅版画連作集『子供十態』と同年に制作されています。
その中に収録されている、本作とほぼ同じ構図の作品「雪ん子」（下図・左画像参照）は、藤田の銅版画の代表作と名高い作品集『子供十態』の中でも最も人気が高く、有名な作品といえます。
「雪ん子」と同じ構図で制作された本作は、エッチングの繊細な線描写の特性をより生かして制作されており、銅版画ならではの静謐さを湛えた秀作といえます。

銅版画連作集『子供十態』
連作『子供十態』は、藤田が油彩作品で表現し脚光を浴びた「乳白色の下地」を可能な限り忠実に"版画"で再現することを目指し、1929年に出版された版画集『Les Enfants（子供たち）』に収録された作品。銅版画職人ルイ・マカールの協力のもと、藤田が全面的に監修し、アポロ社より刊行されました。
パリ・ドートンヌでの成功ののち1920年代後半、藤田は版画の制作にも傾倒し、多くの展覧会に版画作品を出品。「パントル・グラヴュール」（画家にして版画家、の意）とまで認められるようになりました。なかでも、1929‐30年に続けて発表した3部作の版画集は、藤田版画の傑作と評されています。

『子供十態』に収録された「雪ん子」とその他の作品

藤田嗣治　「雪ん娘」

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技法解説

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藤田嗣治 「雪ん娘」

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藤田嗣治　「雪ん娘」