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ラウル・デュフィ　「赤いヴァイオリン（見開き）」　

Le Violon rouge
『天使のコンサート』 "Concert des Anges"

技法	：リトグラフ

制作年	：1963年

サイズ	：36×54 cm（画）/ 62×80 cm（額）

レゾネNo.	：

部数	：305

状態	：良好

備考	：挿画本『天使のコンサート』に収録

購入数

DB-011421

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作品解説

挿画本『天使のコンサート』
« Concert des anges »

著者　　：ジャン・ヴィトルド

出版元　：Pierre de Tartas, Paris

制作年　：1963年

制作工房：ムルロ工房

技法　　：リトグラフ

制作部数：305部

サイズ　：37×28 cm

著名な演出家でもあり、音楽評論家であったジャン・ヴィトルドによる音楽と文化についての評論集。
生前のデュフィ芸術の深い理解者であったヴィトルドは、自身の評論の挿絵としてデュフィの音楽をテーマにした作品をリトグラフとして復刻し、各章の扉絵として編纂しました。
企画の段階で、デュフィに依頼していた２点のオリジナルリトグラフも収められています。

略歴

ラウル・デュフィ　Raoul Dufy（1877-1953）

フランスのノルマンディー地方の港町ル・アーヴルに生まれる。市の奨学金を受け、パリの国立美術学校へ。マティスの色彩に衝撃を受けフォーヴィズムに傾倒。1910年、アポリネールの『動物詩集』の木版挿画を制作。1911年、服飾デザイナー、ポール・ポワレと知り合い、織物のデザインを開始。1912年、高級織物会社ビアンキーニ・フェリエ社と契約し、テキスタイル部門のアートディレクターに。1928年、ドーヴィルで競馬やレガッタのシリーズに着手。1937年、パリ万博の為の壁画「電気の精」を制作。1940年、ドイツ軍のパリ占領後、南仏へ避難。1953年、死去。デュフィは透明感のある色彩と軽やかな筆触で音楽、海、馬、花々…など様々なモチーフを描いた。また、本の挿絵、舞台美術、テキスタイルデザイン、タペストリー、陶器など多数のジャンルで傑作を残している。