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モーリス・ユトリロ　挿画本『モンマルトル・ヴェキュ』

"Montmartre vécu"

出版元	：エディション・ペトリデス（パリ）

制作年	：1947年

制作工房	：ムルロ工房

技法	：リトグラフ

本文	：フランシス・カルコ

本サイズ	：41×30 cm（外函）

部数	：240

状態	：良好

備考	：完本

価格ライン	：100～200万円

購入数

DB-B-00145

Web価格 : 1,870,000円

創業36周年記念特価 :

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作品解説

挿画本『モンマルトル・ヴェキュ』　Montmartre vécu

　
詩集『ボヘミアン生活とわが心』、あるいはヴィヨンやヴェルレーヌの伝記作家としても知られるアカデミー・ゴンクール会員のフランシス・カルコ（1886-1958）による友人ユトリロの評伝と、各章の挿絵として描かれたユトリロによる版画22点が収められた作品集。
モンマルトル界隈の小路、教会、学校などきわめてありふれた風景でありながら、その静謐な画面は詩情に満ち、見る者をとらえて離しません。
『霊感の村』、『モーリス・ユトリロ　V.』と並ぶユトリロ三大挿画本のひとつとして、最も人気の高い作品集です。

略歴

モーリス・ユトリロ　Maurice Utrillo（1883-1955）

母は画家兼モデルのシュザンヌ・ヴァラドンであるが、父は不明。10歳頃より飲酒を覚え、17歳で最初のアルコール中毒による入院。医師の助言と母の説得で、治療のため絵を描き始める。ほぼ独学で絵を学び、1908年頃、白を基調とする「白の時代」に到達。1913年、初の個展を開催。次第に鮮やかな色彩を用いるようになる。一方、アルコール中毒は治らず、幾度となく入退院を繰り返す。1928年レジオン・ドヌール勲章受章。エコール・ド・パリ（パリ派）の代表的画家。生涯を過ごしたモンマルトルの街を繊細な筆遣いで描き続けた。