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ヴァレンタイン・W・ブロムリー　「フローラ」

技法	：カラーエングレーヴィングに手彩色

制作年	：1877年

サイズ	：76×42 cm（画）/ 117×81cm（額）

部数	：

状態	：良好

備考	：トーマス・L・アトキンソン版

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DB-006599

Web価格 : 275,000円

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作品解説

本作は、早逝の英国画家V.W.ブロムリーが20代で制作した原画を元に、版画家T.L.アトキンソン(1817-1900頃)が復刻した銅版画です。アトキンソンは、当時イギリスで最も優れた銅版画家の一人と称されていました。
版元は出版印刷会社トーマス・マクリーンで、本作は1877年元旦にロンドンで刊行されました。

ヴァレンタイン・W・ブロムリー　Valentine Walter Bromley　(1848-1877)
ロンドン出身の風俗、歴史、水彩画家。偉大な画家であった父ブロムリー3世(1815-1888)に師事し、19歳で水彩画家院のメンバーに選出される。1865年よりロイヤル・アカデミーおよび新水彩画家協会に作品を出品。雑誌“イラストレイティッド・ロンドン・ニュース”にイラストレイターとして参加したほか、多数の挿絵本を制作。妻は風景画家のアリス・ルイザ・マリア・アトキンソン。1875年、ダンレイブン卿著『The Great Divide』の挿絵のために北アメリカに渡る。1877年、30歳の若さで急死した。

トーマス・L・アトキンソン　Thomas Lewis Atkinson　(1817-1898)
王立海軍将校トーマス・アトキンソン（1799-1861）の息子としてロンドンに生まれる。画家サミュエル・カズンに7年間師事し、1857年から1889年まで、主に肖像画や狩猟画をロイヤル・アカデミーに出品。アトキンソンはまた、イギリスで最も輝かしい銅版画家の一人であった。マンチェスター美術館には数多くの彼の版画（エスタンプ）が収蔵されている。