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[軽井沢]アンティーク > ガラス工芸 > ドーム兄弟　「ロレーヌ十字文蓋付きパンチボウル」

ドーム兄弟　「ロレーヌ十字文蓋付きパンチボウル」

制作年	：1890年代初頭

技法	：酸化腐蝕彫り、金彩

サイズ	：H17.4×D23.8cm

状態	：良好

備考	：本体底部に金彩サイン

附属品	：専用箱付

購入数

DB-GA-0224

Web価格 : 198,000円

創業36周年記念特価 :

198,000 円(税込)

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蓋にはレードルを入れられる切込みが入っています。
本体底部の金彩サイン

作品解説

蓋つきの透明なボウルの全面にロレーヌ十字文がちりばめられた、洒落た作品です。1890年代、ドームは高級ガラスに注力し、そのころの作品は透明ガラスに金彩やエナメル彩で絵付けしたデザインが多くみられます。本作もそのころの作品と思われます。

＜酸化腐食彫り＞
エッチング（アシッド）ともいわれ非常に多用される技法。模様部分の皮膜をパラフィンなど保護膜で覆った後模様を描き、それをフッ化水素と硫酸の混合液で腐食させて模様を作る。

略歴

ドーム兄弟　Freres Daum　(1853～1930)

兄オーギュスト・ドーム　Auguste Daum　(1853-1909）
弟アントナン・ドーム　Antonin Daum　(1864-1930）

オーギュストとアントナンのドーム兄弟はフランス・ロレーヌ地方のビッチの出身で、19世紀～20世紀のフランスを代表するガラス工芸家である。父はナンシーでガラス工場を経営していたジャン・ドーム。兄は1878年、弟は1887年、それぞれ父のガラス工場に入ってガラス工芸に携わる。1891年、エミール・ガレのパリ万博での成功を機に、彼らの工場でも格調高い美術製品の生産を開始。多くのガラス工芸家や美術家の協力を得、水準の高いガラス製品を生産、市場に送り出していった。