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レンブラント・ファン・レイン　「夜警」

技法	：エッチング

制作年	：1878年

サイズ	：70×85 cm（画）/ 97×112 cm（額）

部数	：151/200

レゾネNo.	：p.20

状態	：良好

備考	：Waltner(1846-1925)版　グーピル・エディター　原画収蔵美術館：アムステルダム国立美術館

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DB-4726

Web価格 : 407,000円

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作品解説

グーピル美術商会※(1829年設立)の監修の元、版画家シャルル=アルベール・ワルトネにより制作された128年前の銅版画です（作品右下にサイン有）。「夜警」は、アムステルダム市の市民隊の注文により制作された集団肖像画。高さ3m59cm、横4m38cmの大作で、市民隊本部の新しいホールを飾るために注文されました。

伝統的な集団肖像画の描き方とは異なり、市民隊の出動というドラマティックな状況を設定することによって、型破りの形式を生み出しました。画面中央の隊長と副隊長以外は劇中の脇役のように描かれ、他の隊員からは不満の声も大きかったそうですが、作品としては、レンブラントの最高傑作として評価されました。

※グーピル・エディター　Goupil & Cie
1829年、アドルフ・グーピルとヘンリー・リトナーによって設立され、パリ、ロンドン、ドイツなどに拠点を構えた。設立当時は美術品以外に服飾品等も売買していたが、1840年頃から、版画の制作、出版、絵画の売買を中心に活動するようになった。1869年、画商の伯父を通じ、ゴッホが見習いとして就職し1876年まで在籍した。同時期、弟のテオも勤務し、のちにパリ本店の店長となり兄ゴッホの生活を支えたことは有名。1800年代後半には、印象派の絵などを主要に扱い、ヨーロッパの大美術商として成功した。

※シャルル=アルベール・ワルトネ　Charles Albert Waltner（1846-1925）
版画家（フランス）
ワルトネは、1870年にサロンに初出品し、以後多くの重要な展覧会に参加する。1882年には、レジオン・ドヌール勲章を受章し、フランスのみならずイギリスでも名声を得ることとなった。ラファエロ前派の画家、ジョン・エヴェレット・ミレイ（1829-1896）はその才能を認め、版画を作る際には彼を指名した。版画家ブラックモン（1833-1914）と共作した版画のシリーズも高く評価されている。歴史上の巨匠（レンブラント、ルーベンス、ミレー）等の復刻版画にも秀作が多数ある。

レンブラント・ファン・レイン　「夜警」

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レンブラント・ファン・レイン 「夜警」

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レンブラント・ファン・レイン　「夜警」