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モイーズ・キスリング　「美しい女占い師」

『ボヘミアンの叙事詩』　"L’épopée Bohémienne"

技法	：リトグラフにポショワール

制作年	：1959年

サイズ	：54×47 cm（額）

レゾネNo.	：

部数	：230

状態	：良好

備考	：挿画本『ボヘミアンの叙事詩』に収録された　リトグラフ作品のうちの1点

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DB-1995

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作品解説

挿画本『ボヘミアンの叙事詩』　L’épopée Bohémienne

出版元　：ピエール・ブーシェ

制作年　：1959年

著　者　：エロン・ド・ヴィルフォス

制作部数：230部

技　法　：リトグラフにポショワール

序　文　：ジャン・ジオノ

美術評論家であり、生前キスリングとも親しかったエロン・ド・ヴィルフォスにより、キスリングの没後5年目に制作された追悼挿画本です。表紙カバーには、エリック・サティによるキスリングへの追悼曲の楽譜がデザインされています。

ボヘミアン、いわゆるジプシーの生活や文化、芸術とのかかわりについて評論された文章に、抒情感あふれるキスリングの油彩を元にした版画14点が収録されました。各章の扉絵となるページには、キスリングの5枚のデッサンを元にした飾り文字付の木版による口絵が添えられています。

モイーズ・キスリング　Moïse Kisling　（1891-1953）
キスリングは、独創的な雰囲気を持つ裸婦像と肖像画によって偉大な名声を博したポーランド出身の画家です。母国南部クラクフの美術学校で学び、そこで恩師からパリに行くよう励まされ渡仏を決意。1910年に、まずモンマルトルに住み、後にモンパルナスに定住します。第二次世界大戦中はフランスの外国人部隊に参加し、1915年、ソンムの戦場において重傷を負いますが、これによりフランスの市民権を獲得します。
画家アメディオ・モディリアーニ（1916年にキスリングの肖像画を描いています）の友人として、モンパルナスの芸術家コミュニティの一員となり、才能を発揮し始めます。
ブルターニュの小さなユダヤ人村に居住しつつ、第二次世界大戦中はニューヨークに移住。
スイス、ジュネーブのプティ・パレ美術館には、世界最大規模のキスリングのコレクションが収められています。

モイーズ・キスリング　「美しい女占い師」

作品解説

技法解説

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