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J=B・カミーユ・コロー　「突風」

Le coup de vent

技法	：リトグラフ

制作年	：1890年代

サイズ	：22×28 cm（画）/ 45×51 cm（額）

部数	：

レゾネNo.	：

状態	：良好

備考	：パリ国立図書館所蔵のオリジナル版画を元に　制作された復刻版画

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DB-7253

Web価格 : 77,000円

創業36周年記念特価 :

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作品解説

本作は、コローのオリジナル版画（パリ、国立図書館所蔵）を元に制作された復刻版画です。（オリジナルは、1871年に限定50部で刊行された作品集『Douze croquis et dessins originaux sur papier autographique par Corot』に収録された12点のうちの5番目の作品（レゾネ№：C23）です。作家が特殊な転写紙に直接クロッキーやデッサンを描き、それらをもとにリトグラフを制作されました）
この突風吹き荒れる風景は、悪天候の多さで知られるフランス北部ピカルディ沿岸部の町カイユーにコローが滞在していた頃の光景と推察されます。ほぼ同時期に描かれた油彩『突風 (Le coup de vent)』（1865-70年頃制作）は、ランス美術館が所蔵するコロー・コレクションの中でも屈指の傑作といわれています。

1850年以降、コローはいわゆる詩的風景画が多数制作していますが、この絵に見られるような自然現象をつぶさに記録した作品も数多く残しています。ロマン主義的な傾いた樹木の表現は、コローの作品で何度も繰り返し描かれているモチーフです。
コローが描く嵐の中の人間は、巨大で圧倒的な自然との闘いにおいて、埃のような点にすぎません。ここでは『突風』により、大自然が突如として恐ろしいほどに変貌するさまを見事に表現しています。
赤いクレヨンの線は、沈みゆく夕日を表現しています。詩情と自然への畏敬の念に溢れた作品です。

略歴

ジャン=バティスト・カミーユ・コロー　Jean-Baptiste Camille Corot （1796-1875）

フランス19世紀の風景画家。銀灰色を帯びた叙情的な独自の画風を確立し、当時より絶大な人気を博す。1855年パリ万博美術展でグランプリを受賞。晩年まで精力的に制作を続ける傍ら、ドーミエら貧しい画家たちに援助を与え、ペール・コロー（コロー親父）と慕われた。若い世代の印象派の画家にも大きな影響を与えている。

J=B・カミーユ・コロー　「突風」

作品解説

略歴

ジャン=バティスト・カミーユ・コロー　Jean-Baptiste Camille Corot （1796-1875）

技法解説

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J=B・カミーユ・コロー 「突風」

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ジャン=バティスト・カミーユ・コロー Jean-Baptiste Camille Corot （1796-1875）

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J=B・カミーユ・コロー　「突風」

ジャン=バティスト・カミーユ・コロー　Jean-Baptiste Camille Corot （1796-1875）