フェリックス・ヴァロットン　「信頼する人」

Le Confiant

技法	：木版　和紙刷り

制作年	：1895年

サイズ	：18×22 cm（画）/ 42×46 cm（額）

レゾネNo.	：VG161c

部数	：25

状態	：良好

備考	：没後の刷り　FVのスタンプサイン　Paris, Sagot le Garrec 証明書付

購入数

DB-7105

Web価格 : 864,000円

創業36周年記念特価 :

0 円(税込)

≫ 目安の価格はページ上部「価格ライン」を参照

≫ 付属品（専用箱、作品保証書など）について

[ 合計お支払い金額50,000円以上は配送料無料 ]

SOLD OUT

特定商取引法に基づく表記（返品など）

この作品について問い合わせるこの作品について問い合わせる

作品解説

ヴァロットンの死後、工房により刷られた25部限定版。
fvのイニシャルスタンプ、エディショナンバー、工房のエンボス印有。余白付き。

ここに描かれている男女の親密な室内情景は、その後発表された、ヴァロットン木版画の頂点ともいえる連作〈アンティミテ（親密さ）〉に繋がっていくものです。
ヴァロットンの絵画で繰り返し扱われる「女性像と道徳的偽善」という主題は、彼の版画作品でも重要な役割を担っています。様々な水浴図や作品《怠惰》、そしてとりわけ連作〈アンティミテ〉において、男女の関係を対象からある一定の距離を保ちつつ、風刺的な視点で観察しています。
ヴァロットンの木版画はまた、ジャポニスムの影響を色濃く受けているものが多いのですが、本作も背景のソファの柄や女性の襟元のレース、植物の枝葉が日本の着物の「型紙」を彷彿とさせ、装飾的な美しさが際立っています。

ヴァロットンの木版画
ヴァロットンの版画作品を特徴付ける、作品の独創性や意表をつく大胆なフレーミング、魅惑的な黒と白の対比は、フランスの版画芸術において他に類を見ません。
1891年から1901年までの間に、ヴァロットンは120点以上の木版画と約50点のリトグラフを制作した後、真の使命たる絵画に没頭しましたが、最後には、第一次世界大戦の恐ろしさを描写した連作〈これが戦争だ！〉で木版画の仕事に回帰しました。

略歴

フェリックス・ヴァロットン　Félix Vallotton(1865-1925)

スイスに生まれ、19世紀末から20世紀初頭のパリで活躍したミステリアスな画家、版画家。胸騒ぎのする風景、不穏な空気の漂う室内、クールなエロティシズムを秘めた裸婦等、独特の視点と多様な表現を持つ作品は、斬新で現代的であると同時に謎に満ち、観る者に様々な感情を抱かせる。ヴァロットンはまた、白と黒のみのコントラストで表現した革新的な木版画によって、ヨーロッパにおける創作版画としての木版画復活の立役者となった。1925年、60歳の誕生日の翌日に死去。

フェリックス・ヴァロットン　「信頼する人」

作品解説

略歴

フェリックス・ヴァロットン　Félix Vallotton(1865-1925)

技法解説

Photogallery by instagram

スタッフ皆で日々更新しています。ぜひご覧ください！

フェリックス・ヴァロットン 「信頼する人」

作品解説

略歴

フェリックス・ヴァロットン Félix Vallotton(1865-1925)​

技法解説

Photogallery by instagram

スタッフ皆で日々更新しています。ぜひご覧ください！

フェリックス・ヴァロットン　「信頼する人」

フェリックス・ヴァロットン　Félix Vallotton(1865-1925)