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長谷川潔　『日夏耿之介定本詩集』第三巻・挿画１

Illustration pour "Poèsies complètes de Konosuke Hinatsu"(tome 3)

技法	：エッチング

制作年	：1925年

サイズ	：12×9 cm（画）/ 38×32 cm（額）

レゾネNo.	：H-508

部数	：330

状態	：良好

備考	：『日夏耿之介定本詩集』より

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DB-3060

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作品解説

生涯の友であった詩人、日夏耿之介の詩集３巻のため、長谷川は各巻の表紙および蔵書票を木口木版で、また３点ずつ計９点の挿画を銅版画で制作しました。
日夏が創刊した文芸誌『聖盃』の表紙絵を担当したことで、文人とも交友を深めた長谷川は、堀口大學の詩集などの装丁を手掛け、こうした文芸書の挿画を発展させ自画自刻のオリジナル版画の制作に力を入れるようになります。

※日夏耿之介　ひなつこうのすけ　（1890-1971）

詩人、英文学者、翻訳家。本名樋口国登。長野県に生まれる。大正３年、早稲田大学英文科卒業。在学中に西条八十らと詩誌『聖盃』を創刊、のち『假面』と改題。特異の美意識より生み出された《ゴシック・ローマン体》（「黒衣聖母」序文）と称する、難解かつ高踏的で荘重幽玄な詩風で個性を放った。訳詩、論考、随筆などの幅広い著作がある。また長く早稲田大学の教壇に立ち英文学を講じた。

略歴

長谷川潔　Kiyoshi Hasegawa（1891-1980）

1918年の渡仏以降、パリを拠点に活動した銅版画家。メゾチント（マニエル・ノワール）やエングレーヴィングといった古典的版画技法を研究し、独自の様式として確立する。サロン・ドートンヌやフランス画家・版画家協会に所属してパリの画壇で高く評価された。1935年、レジオンドヌール勲章受章。1966年、フランス文化勲章を受章。その幻想的な主題と繊細な描写、静謐な黒の世界は、後世の画家たちに多大な影響を与えた。

長谷川潔　『日夏耿之介定本詩集』第三巻・挿画１

作品解説

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長谷川潔　Kiyoshi Hasegawa（1891-1980）

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長谷川潔 『日夏耿之介定本詩集』 第三巻・挿画１

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長谷川 潔 Kiyoshi Hasegawa（1891-1980）

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長谷川潔　Kiyoshi Hasegawa（1891-1980）