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ラウル・デュフィ　「兵士達・II」

『ミリタリー』 "LES ALLIÉS"

技法	：木版

制作年	：1917年

サイズ	：15×9 cm×2点（画）/ 31×38 cm（額）

レゾネNo.	：

部数	：

状態	：良好

備考	：コサック騎兵（左） / イギリス兵（右）

購入数

DB-491

Web価格 : 99,000円

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作品解説

『ミリタリー』　≪ LES ALLIÉS ≫

出版元　：Paul Iribe（パリ）

制作年　：1917年

技法　　：木版

制作部数：340部

サイズ　：17.3×10.3 cm

連合軍の軍服が描かれた木版10点が納められた折り畳み式の小パノラマ集。様々な部隊の兵士が軍服をまとった姿が描かれているが、そこにはデュフィのエッセンスが入れられ、明るい色彩の洒落た雰囲気に仕上がっています。
本作を制作した意図として、デュフィは手紙で次のように書いています。

「植民地現地人兵士の軍功をエピナル版画（フランス北東部、ボージュ山脈の西麓の都市エピナル（Épinal）で作られる伝統的な彩色版画）のような彩色版画にして、アフリカの黒人たちやアジアの黄色人たちの小屋や家の壁に、大戦参加の思い出として掛けられるようにするのです。ちょうど、農夫たちがナポレオン戦争の版画を農家に飾ったのと同じようにするのです。」

略歴

ラウル・デュフィ　Raoul Dufy（1877-1953）

フランスのノルマンディー地方の港町ル・アーヴルに生まれる。市の奨学金を受け、パリの国立美術学校へ。マティスの色彩に衝撃を受けフォーヴィズムに傾倒。1910年、アポリネールの『動物詩集』の木版挿画を制作。1911年、服飾デザイナー、ポール・ポワレと知り合い、織物のデザインを開始。1912年、高級織物会社ビアンキーニ・フェリエ社と契約し、テキスタイル部門のアートディレクターに。1928年、ドーヴィルで競馬やレガッタのシリーズに着手。1937年、パリ万博の為の壁画「電気の精」を制作。1940年、ドイツ軍のパリ占領後、南仏へ避難。1953年、死去。デュフィは透明感のある色彩と軽やかな筆触で音楽、海、馬、花々…など様々なモチーフを描いた。また、本の挿絵、舞台美術、テキスタイルデザイン、タペストリー、陶器など多数のジャンルで傑作を残している。

価格帯 (デュフィ)

ラウル・デュフィ　「兵士達・II」

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ラウル・デュフィ　Raoul Dufy（1877-1953）

技法解説

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ラウル・デュフィ 「兵士達・II」

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ラウル・デュフィ Raoul Dufy（1877-1953）

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ラウル・デュフィ　「兵士達・II」

ラウル・デュフィ　Raoul Dufy（1877-1953）