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アルフォンス・ミュシャ　「カッサン・フィス」

Imprimerie Cassan fils

技法	：リトグラフ

制作年	：1896年

サイズ	：44×17 cm（画）/ 72×45 cm（額）

レゾネNo.	：A.B.A24 / R&W-11

状態	：良好

備考	：

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DB-9154

Web価格 : 880,000円

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作品解説

南仏、トゥールーズのカッサン・フィス印刷所（1851年創業）のためのポスター。
ロートレック（1864-1901）やジェーン・アチェ（1872-1937）らの大判ポスターなどを手掛けた印刷所です。

ミュシャは、本作品の中で現実と象徴を同時に描いています。現実の女性が見つめる牧神のような印刷工は印刷産業のシンボルとされ、女性の豊かな巻き髪はミュシャが得意としたスタイルで、彼女の手元や足元に散らばる紙にも美しい髪の女性像が確認できます。背景のモザイク部分に並ぶ沢山の目は、印刷物を見つめる読者を意味しているとされています。

略歴

アルフォンス・ミュシャ　Alphonse MUCHA （1860-1939）

アール・ヌーヴォー様式が流行していたパリの世紀末を代表する画家。ポスター、装飾パネルを始め、挿画本、美術誌表紙、販促物などのために数々の優美な女性像を制作した。装飾デザインにも優れた才能を発揮。アール・ヌーヴォー期の寵児として活躍後、チェコに戻り、自身のルーツであるスラヴ民族の歴史を「スラヴ叙事詩」に描き上げた。

価格帯 (ミュシャ)

アルフォンス・ミュシャ　「カッサン・フィス」

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アルフォンス・ミュシャ　Alphonse MUCHA （1860-1939）