トップ > 企画展 > アトリエ・ブランカ軽井沢　アルフォンス・ミュシャ＆藤田嗣治展

アトリエ・ブランカ軽井沢
ミュシャとアール・ヌーヴォーの美術展＆
藤田嗣治とエコール・ド・パリの画家たち展

2018/4/21(土)～7/15(日)　open 10:00～18:00 木曜定休（7月は～19:00、無休）

企画展概要

アトリエ・ブランカ創業30周年特別企画　アルフォンス・ミュシャ＆藤田嗣治の２大コレクションを一挙展覧！

お蔭様で本年、アトリエ・ブランカは創業30周年を迎えました。
また、2011年4月にオープンいたしました《アトリエ・ブランカ軽井沢》は今季で７周年目を迎えます。

この記念すべき節目の年、《アトリエ・ブランカ軽井沢》は例年より1週間早い4月21日（土）よりギャラリーをオープンし、当ギャラリーが誇るアルフォンス・ミュシャと藤田嗣治の2大コレクションを一挙展覧。
「ミュシャとアール・ヌーヴォーの美術展」「藤田嗣治とエコール・ド・パリの画家たち展」と題した二つの展覧会を同時開催致します。

高原を渡る新緑の風を感じながら、古き良き時代の美しい芸術に触れるひと時を、心ゆくまでお過ごしください。
会期中の皆様のお越しを心よりお待ちしております。

ミュシャとアール・ヌーヴォーの美術展


ミュシャ「四季」

ドーム兄弟「薊文杯」

1800年代後期～1900年代初頭、アール・ヌーヴォー全盛期。大女優サラ・ベルナールに才能を見出され、チェコ出身の画家アルフォンス・ミュシャは時代の寵児となりました。今日においてその評価はますます高まり、2017年には大規模な回顧展が東京・六本木の新国立美術館で開催されました。
本展では、当ギャラリーが所蔵する200点を超えるミュシャのオリジナル版画の中から選りすぐりの作品をご紹介するとともに、ミュシャと同時代に活躍したガレ、ドーム、ラリックらガラス作家の逸品なども展示・販売いたします。

藤田嗣治とエコール・ド・パリの画家たち展

藤田嗣治「台所」

マリー・ローランサン「歌」

フジタがパリに渡った1913年当時、世界中の才能あふれる若者たちが、抒情と退廃と新しい芸術を求めてパリのモンマルトルやモンパルナスに集まりました。彼らはやがて『パリ派』と呼ばれるようになり、ピカソやシャガール、ドランら若き天才たちとともに、フジタもまた独自の創作技法「乳白色の下地」の圧倒的な美しさでパリ画壇の脚光を浴び、一躍時代の寵児となりました。
本展では、新入荷作品「台所」や「子供の芸術家」、「猫の本」など世界的に人気の高い少女や猫を主題としたオリジナル版画をはじめ、パリを描いた油彩「坂道のある風景（パリ郊外）」やモンパルナスを描いた素描「エドガー・キネ大通り」など、秀作の数々を多数出品。併せて、デュフィやユトリロ、ローランサンなど、藤田と共に華やかなりし時代を生きた芸術家たちの作品も多数展示・販売いたします。

展示風景

おすすめ作品


アルフォンス・ミュシャ「四季」装飾パネルリトグラフ 1896年　64×82 cm（額）		アルフォンス・ミュシャ「装飾美術辞典のポスター」リトグラフ 1902年　82×63 cm（額）


藤田嗣治「猫（白い）」木版 1929年　48×48 cm（額）版上サイン		藤田嗣治「子供の芸術家」リトグラフに手彩色 1961年　66×59 cm（額） H.C.(120) サイン入り


エミール・ガレ「紫陽花文天吊灯」 1900年頃　被せガラス、酸化腐蝕彫り L77×D49.3 cm 側部に陽刻サイン		ドーム兄弟「華蔓草文鉢」被せガラス、酸化腐蝕彫り　他 H7.5×D15.5 cm 底部に金彩サイン


ルネ・ラリック「鉢：PINSONS」 1933年のモデル　フロスト H9.3×D23.7 cm 見込みに陰刻サイン		ギョーム・クストゥ１世「マルリーの馬」 1900年頃　ブロンズ H56.8cm COUSTOUの陰刻サイン


作者不詳「花と鳥・II フローレンスモザイク」 1800年代後期フローレンスモザイク 27×20 cm		ジッツェンドルフ「ボールで遊ぶ少女」 1996年　H9cm 底部に窯印